みなさん中華料理、好きですか?僕は大大大好きですね(笑)
みんなで集まったとき、和食・洋食・中華だったらなんとなく中華へいくんじゃないですか?
しかもあまり嫌いな人がいない中華料理ということもあって、家での食事にも採用されることも多いと思います。作る時間も他の料理と比べると早いですしね。
ではなぜ、中華料理はこんなにも多くの人に愛され続けているのでしょうか。なぜこんなにも素早く調理できるのにおいしいのでしょうか。
その辺を今回はまとめていきたいとおもいます。
実は世界的にも有名な中華料理
まず中華料理とはどのような位置付けなのかみていきましょう。
日本料理とは日本で発達した食文化で作られた料理を総称して日本料理と呼びます。
同じように、中華料理も中華で発達した食文化からそお言われるようになりました。
そして実は中華料理とは世界三大料理の一つとして数えられています。ちなみに他の2つはトルコ料理とフランス料理となっています。
日本でも中華料理屋さんは至るとこにありますよね。下手したら和食のお店よりも多いところもあるかもしれません。
また日本だけではなくアメリカやフランス、インドなどの様々な国に広く広まっているようです。
日本人だけではなく世界の人にも好みやすい味なのかもしれませんね。
中華料理の4つの種類
中華料理といえば麻婆豆腐やチンジャオロースや北京ダックなどの料理がありますがその料理が4つの種類に別れているのはみなさん知っているでしょうか。
広東料理・四川料理・上海料理・北京料理の4つです。順に中国の東西南北となっています。
そして麻婆豆腐は主に四川料理、チンジャオロースは広東料理、北京ダックは北京料理に分けられます。
それぞれに違った特徴がありそれもまた中国の国土の大きさを物語っていますね。
中国料理のおいしさの秘密とは
これははっきりいうと油です。
うまみの元といわれる油を中華料理ではほかの料理よりも多く使っています。
さらに中華料理では油通しといって特殊な使い方もします。
中華鍋に油をおたまで2杯ほど入れ熱し、そこに食材を入れさっと火が通ったら出します。文字通り油通しですね。
これをすることによって揚げるのや炒めるよりは油を吸わないという利点があり、油っこくなりにくくなっています。
また、一連の調理を鍋一つで行っていくことにより鍋にのこったうまみが全体に染み渡ることによってあの短時間であそこまでおいしい料理が料理が仕上がるのです。
なぜ中華料理はあんなにはやいのか
中華料理屋さんへ行って注文したのにすぐ料理がきた、なんてことを体験したことはありませんか?
あれは作り置きしているのでもなくレンジでチンしているのでもありません。
秘密は仕込みにあります。
とにかく料理を出すギリギリのところまで仕込みをしておくのです。唐揚げをすでに揚げておくというのとはまたちがいます。
たとえば肉を切っておく。これはチンジャオロース用なら千切り、回鍋肉用ならとそれぞれに合った切り方で切っておき保存しておきます。
しかも中華料理ではそれぞれの料理でつかう食材の切り方にあまり差はありません。極論、味の変化で料理を作っているようなものです。
また醤油や調味料も計量などはしません。その料理人の勘と経験から分量を決め料理を作っています。
さらに中華料理では日本料理のように何個も鍋を使いません。上でもすこしふれているように、1つの料理または2つ3つは同じ鍋で作ってしまいます。
そうすることで洗い物や手間もはぶけその場をあまり動くことなく料理を作っていけます。
そうやってどんどん無駄をはぶいてはぶいて切り詰めていったのが現在ある中華料理の姿なのではないでしょうか。
とても日本料理や西洋料理は真似できないスタイルとなっていることがわかります。そうすることであの料理を提供するまでのスピードがだせるわけですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
早い安い旨いで有名な中華料理の秘密をわかってもらえましたか?
でもあの早さをだすのも料理人の腕にかかっています。どれだけ無駄をはぶいていけるかでスピードがまったく変わってくるので、中華料理も厳しい世界だなということがわかりますね。同じ料理人として(笑)
ちなみに中華料理の料理人についてはこちらにまとめてあります。合わせてどうぞ!