みなさん、ダイエットをしたことはありますか?
夏だから綺麗に痩せて水着を着たい や、食べすぎちゃったから元の体重に戻したい などダイエットを始める理由は人それぞれですが、多くの女性がダイエットをしたことがある 又はしたいと思っていることでしょう。
そんなダイエット中にこんな悩みを抱いたことが1度はあるはずです。
・ちゃんと食事制限してるのに痩せない!
・こまめに運動してるのに痩せれない!
・きちんとダイエット法を実践しているのに効果がない!
ダイエットをしているのに痩せないのには実はちゃんと理由があります。
その痩せない原因と今日から取り入れられる対策法を紹介するのでぜひ参考にしてダイエットを成功させましょう。
Contents
なぜ痩ないのか
そもそも太る、というのは摂取カロリーが消費カロリーを越えてしまったとき、消費されなかったカロリーが脂肪として体に残るため体重が増えたり、お肉がついたりしていることをいいます。
でも実はそれだけではないんです。
基礎代謝が低い
基礎代謝とは、何もしていなくても消費されるエネルギー(カロリー)のことでボーっとしていたり寝ているときでも基礎代謝、つまりエネルギーが消費されています。
つまりじっとしている人が2人いたら基礎代謝が高い人のほうがエネルギーを多く消費していることになりますね。
ダイエットをしていても常に運動やストレッチをしているわけではありません。
どうしても休憩したりボーっとしたりする時間ができてしまいます。
そんなときに基礎代謝によってエネルギーを消費しているかしていないかによってダイエットの結果は大きく変わった来る、といってもいいでしょう。
なので基礎代謝が低いと正直かなりダイエットに不利になってしまいます。
ちなみに10代をピークに基礎代謝はどんどん減少していき、体温が低い人や汗をあまりかかない人も基礎代謝が低くなりがちです。
筋力不足
筋肉が動くことによって脂肪は燃焼されていきます。
筋肉が多い人ほど一度に多くの脂肪を燃焼できますが、その筋肉がないと脂肪の燃焼より蓄積のほうが上回り結果的に太ってしまいます。
また、ふくらはぎの筋肉が少ないと血液を心臓に押し返す力が弱くなってしまうため、心臓に老廃物が溜まりむくみやセルライトの原因となってしまいます。
ストレス
人の体は強いストレスを感じると、脳が生命の危機だと判断し、生命の維持のために脂肪の分解を抑制させてしまいます。
そうなると食べたら食べた分だけ脂肪は燃焼されず蓄積されてしまいます。
よくショックなことがあったときやけ食いをする人がいますが、あれは食べることによって脳は満足しますが体にはいつもより脂肪がついてしまっているのです。
インスタント食品の摂りすぎ
インスタント食品やファーストフードは通常の食品よりも糖質や脂質が多くふくまれています。
また、糖質や脂質の燃焼を促進させてくれるビタミンやミネラルはすくないので、よけいに痩せにくくなります。
血糖値の上昇
食事をすると、血液の中に糖が流れます。(血糖値の上昇)
これを分解するためインスリンというホルモンが分泌され血糖値を正常に戻します。
ですがこのインスリン、糖を分解するのはいいのですが、脂質を取り込んでしまう性質があるので大量に分泌されると太りやすくなってしまいます。
糖質とは
糖質とは炭水化物から食物繊維を抜いたもので、ご飯やパンなどの主食に多くふくまれています。
女性ホルモン
少し難しい話になりますが、女性ホルモンにはプロゲステロンとエストロゲンの二種類があります。
このエストロゲンのほうは女性を女性らしい丸みを帯びた体つきにするための働きがあります。
ですがエストロゲンの分泌量が減少すると、アセトアルデヒド脱水素酵素1が活性化され内臓脂肪が増えやすくなることが最近の医学で判明しました。
また女性ホルモンが乱れると自律神経の働きにも影響し、脂肪の分解が鈍ってしまいます。
対策として
筋肉をつけて基礎代謝をあげる
基礎代謝が低ければじっとしていてもほんの少ししかエネルギーを消費してきれません。
ならば基礎代謝を上げてあげましょう。
オススメはバランスボールです。
バランスボールはインナーマッスル、つまり体の内側の筋肉を鍛えることができ基礎代謝を上げつつ綺麗なボディを作ることができます。
暇なときは常にバランスボールに乗るなどしてちょっとずつ筋肉を付けていくようにしましょう。
何もしていなくてもエネルギーを消費してくれる基礎代謝を上げることができれば、食べすぎてしまった時やリバウンドさえもう怖くはありません。
食べる順番を意識する
血糖値が上がりインスリンが大量に分泌されると太りやすくなってしまうと説明しました。
なのでなるべく血糖値を上げないような順番で食事をしましょう。
1、食物繊維
2、タンパク質
3、糖質
まず食物繊維、つまり野菜を食べることによって血糖値の上昇を抑えることができ、かつ糖質やタンパク質の吸収を抑制する働きもあります。
また、スープなどの水分を最初に食べるのもオススメです。
水分はお腹に溜まるので満腹感を得ることができ食べすぎや食事を少量で済ますことができます。
痩せやすい時間帯に食事をする
人間には血糖値が下がりやすくなる、つまり痩せやすくなる時間帯というものがあります。
その時間帯に食事をすることによって血糖値を上げずに食事をすることができます。
朝食→6~7時
昼食→0~11時
夕食→16~17時
血糖値が下がると胃液が分泌され、いわるゆお腹がすいたなという感覚になります。
そのタイミングで食事をすることによっていつもよりもスピーディーに脂質や糖質をエネルギーにするので、脂肪として体に蓄積されるのを防いでくれます。
栄養素をバランスよく摂る
五大栄養素を知っていますか?
タンパク質、炭水化物、脂質、ミネラル、ビタミンの5つでこれは人間が生きていくために必要不可欠な栄養素になります。
食事をした際、五大栄養素が1つでもかけていると満足感が得られないため、他の栄養素を多量に摂取して満足感を得ようとしてしまいます。
ですがこれは逆にいえば五大栄養素がきちんと摂取できていれば少量の食事で満足感が得られるというわけです。
例えば具のなにもないカレーライスを食べたとき、なにか満足せずついついルーやごはんをおかわりしてしまうことが多いそうです。
具だくさんのカレーだったら一皿で満足できるでしょう。
よく食事は栄養素が大事といわれますが、ダイエットでもとても重要となっているのです。
食べられないストレスを軽減する
ダイエットの天敵ともいえるストレス。
一説によるとダイエットを途中で挫折する要因のほとんどは「食べられない」というストレスのせいだといわれとぃます。
ならば逆に賢く食べて「食べられない」というストレスを無くしましょう。
例えばおやつです。
ダイエット中は余計に食べたくなる甘いおやつですがあるポイントさえ守ればダイエット中でも食べてもいいのです。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
他にも、もうちょっとだけ食べたいなと思ったら我慢せず少しだけ食べ、次に食べる時に少し量を減らすなどしてなるべく「食べられない」というストレスを軽減しましょう。
どこかに遊びに行くや映画鑑賞など自分に合ったストレス解消法を見つけるのも大事ですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
・適度な運動による基礎代謝の上昇
・血糖値をなるべく上げない
・栄養素はバランスよく
・ストレスをためすぎない
これらを続けていれば段々と体はダイエットに適した痩せる体質になっていくと思います。
そうしてまずは今までの痩せないダイエットから脱却していきましょう。
大切なのは「続けること」ですよ!
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