誰でも1度はなったことのある口内炎。
また、だれでも1度は口内炎が治らない、と悩んだことがあるはずです。
できてしまうと歯が当たるだけで痛く、楽しく食事することもできません。
いつも知らないうちにできていて、長いときは1週間ほどチクチクとした痛みを我慢しなければいけないのも悩みものです。
そこで今回は、口内炎ができる原因8つと早く治したい方のためにオススメな治療法を4つお教えいたしましょう。
Contents
口内炎とは
まず口内炎とは、読んで字のごとく口内の炎症のことをいいます。
口は常に呼吸をしたりしゃべったり、食事をしたりしています。そのためほこりやらウイルスやら様々なものが入ってきています。
普段は主に唾液などの粘液で守られていますが、それでも外から侵入してくる細菌やウイルスが多かったり強かったりすると炎症を起こすことがあります。
これが口内炎です。
口内炎になる8つの原因
次に口内炎の原因について見ていきましょう。
免疫力の低下
運動不足や夜更かしなどによる睡眠不足が続くと体の生理的バランスが崩れ、免疫力が低下してしまいます。
免疫力が低下すると侵入したウイルスなどへの抵抗力が低いので口内炎にかかりやすくなってしまいます。
栄養不足
お菓子ばかり食べている人や、朝ごはんを忙しくて食べていないような人は栄養不足になりがちです。
口の中は主にコラーゲンで出来ていて、このコラーゲンのもとであるたんぱく質や鉄などが不足してしまうと口内炎はできやすくなってしまいます。
またダイエットしている方も食事バランスが悪いと栄養が片寄ってしまい口内炎の原因となってしまうようです。
ダイエットで気をつけることはこの記事を参考にしてみてください。
ストレス
ストレスを強く受けると体にはさまざまな影響がでますが、そのなかでも免疫力が著しく低下してしまいます。
さらにストレスの影響でうまく睡眠がとれなかったり、食事をしなかったりするとさらに悪循環となり口内炎の原因となってしまいます。
傷がある
歯磨きの時に口の中のを傷つけてしまった、熱いものを食べて口の中を火傷してしまった。
そんな経験ありますよね?
口に入ったウイルスや細菌はそんな傷口が大好きで、そこで繁殖し口内炎へと移行してしまいます。
歯磨き粉が合っていない
歯磨き粉が合ってないというのも原因の一つです。
ほとんどの歯磨き粉には合成界面活性剤の「ラウリル硫酸ナトリウム」という成分が含まれていますが、この成分が口内炎をできやすくしていると言われています。
また、歯磨き粉以前に歯磨きをしていない、虫歯がある、というのも十分原因となります。
口内環境が悪い
これは具体的には噛み合わせが悪い、虫歯などの詰め合わせが合っていないなどがあります。
噛み合わせが悪いと口の中の同じところを何度も噛んでしまい傷ができてしまいます。
また虫歯などの詰め合わせも角が鋭くなっていたり、古いもので隙間が空いてきてしまったものなどは傷ができて細菌が繁殖してしまったりするので口内炎のできる原因になります。
タバコを吸う
タバコに含まれるニコチンやタールも十分口内炎の原因となります。
また、タバコを吸っている人は吸ってない人よりも3~8倍歯周病になりやすいという結果もでています。
さらにニコチンやタールというのは口の中を乾燥させやすく、唾液がないとウイルスや細菌が繁殖してとても不衛生な状態になってしまいます。
胃腸が悪い
胃や腸の入り口ともいえる口。
食べ過ぎや飲み過ぎで消化不良を起こして、胃や腸が調子が悪いとそのサインが口にも出ると言われています。
消化不良というのは、体が水や栄養を必要としているのに吸収できていない状態のことです。免疫力の低下にも繋がります。
そうなると一番外気に触れている口に影響が出るのも頷けますね。
口内炎の4つの治し方
原因を知ったうえで効果的な治し方について見ていきましょう。
ビタミンを取る
口内炎の主な原因となる免疫力を高めるためにビタミンを摂取しましょう。
口内炎ができる前の予防としてはビタミンCの多いレモンやグレープフルーツなどのフルーツがおすすめですが、口内炎ができてからだとしみるので痛くてフルーツなどは食べにくいと思います。
そうゆう時は、レバーやマグロ、納豆などのビタミンB1の多い食品がおすすめです。
ビタミンは疲れているときやストレスを受けているときに多く消費されるので積極的に取りましょう。
口内を清潔にする
口の中をきれいにすることで、口内炎を予防または治すことができます。
さきほど言ったように、歯磨き粉の成分に「ラウリル硫酸ナトリウム」が入っていない歯磨き粉を選び、歯ブラシは柔らかめを選びましょう。
また、除菌効果のある塩水やハーブティーをうがいに使うことで口内を清潔に保つことができます。
よく噛む
これは簡単なことですが大事なことです。
口内炎を予防したいのであれば食事をするときはよく噛んで食べましょう。
そうすることで抗菌作用や粘膜を保護する作用のある唾液が多く分泌されます。
口内炎がすでにできている場合でも早く治したいのであればよく噛むことは重要といえます。
よい睡眠をとる
質のいい睡眠は体の免疫力などの調子を整えるほか、ストレス解消にも効果があると言われています。
寝る前は好きな本を読んだり、音楽を聞いたりしてなるべくリラックスした状態で寝ると口内炎を早く治すことにも繋がってきます。
まとめ
小さな口内炎ですが日常への影響は大きい口内炎。
口を外部と接触させないようにすることは不可能ですが、口内炎を予防したり早く治すことは可能です。
何度もこの痛みを経験しなくてもいいようにぜひ今回の記事を役立てていただければ幸いです。